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「カルロバルベラ」「クリームフランネル」コレクション。|オーダースーツ&ジャケット・シャツのテーラー渡辺

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カルロバルベラ

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冬物には欠かせないふっくらとして温かい素材の「フランネル」。通常「フランネル」というと起毛していてややかさかさとしておりますが「カルロバルベラ」の「クリームフランネル」は今年からメリノウールに贅沢にもカシミヤをブレンドされたので、きめの細かいクリームのように肌触りが滑らかなファブリック。紡績から織り上げまで丹念に仕上げているので、非常に糸目が積んでいるため繊維が繊細。ウェイトが300gの割にはしっかりとしていて皺になり難く、独特の光沢であるドレープ性が出ております。モダンでクラシックな中に小粋な雰囲気のスーツをお召しになりたい方にはうってつけのマテリアル。ミルド調に起毛させたあたりのない、滑らかな生地は他のファブリックには絶対に感じることができない独特の着心地感になることでしょう。

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カルロバルベラ

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カルロバルベラの歴史

1974年創業。昨今で有名になった大手生地メーカー、カルロ・ バルベラ社を母体にもつブランド。オーナーはデザイ ナーでもあるルチアーノ・バルベラ。キートンを創業後に離脱し、その後自らを冠したルチアーノ・バルベラというブランドをはじめた。初めはカルロ・バルベラは、ORESTE RIVETTI(オレステ リベルティ)工場で働いていました。彼のテキスタイルデザイナーとしての才能は誰もが知るところとなり、20年後には単独オーナーになれるという条件で、織物工場経営の話が持ち込まれました。その工場はPIANNEZE BIELLESE(ピアネツェ ビエレーゼ)という緑に囲まれたSTRONNA(ストローナ)川とSOCCASCA(ソッカスカ)川の清流の合流点の小さな村で、織物生産には最適の場所でした。19世紀の終わり頃、ここでは白いフランネルのテニスウェア用の生地が生産されていました。
1949年、カルロはここで弟のCESARE(ケサレ)と仕事を始めました。そして息子のLUCIANO(ルチアーノ)とGIORGIO(ジョルジオ)をイギリス、米国、西ドイツに留学させ、学術知識と国際感覚を学ばせました。帰国後、ルチアーノにはデザインと営業を、ジョルジオには工場の経営管理を担当させました。
カルロバルベラ社のモットーは、仕事に対する献身、高い目標、プロとしての信頼性です。それは品質がすべてに優先すると言うことです。すなわち原料の織度、糸番手と、組織の完全なバランスを意味します。
カルロバルベラ社の製品は16/18ミクロンという細かさの"SUPERIOR"(スーペリア)と呼ばれるオーストラリア原産の羊毛と、中国のモンゴル原産の高品質のカシミヤのみで生産されています。
オーストラリアのウールオークションにおいて、カルロバルベラ社は、最上のウール原毛を十分に吟味し買い付けています。その後、これらのウールとカシミヤは、イタリア国内の優秀な紡績工場(そのうちのいくつかは、カルロ・バルベラ社も出資している)において丁寧に糸に紡がれます。また、染色には最も気を使います。特に90番手、100番手、120番手(これが後に世界でも希な軽い柔らかい繊維を生むのであるが)といった糸を撚る為の細かい織物には、傷を付けないように十分な注意が払われます。
更に、糸の緊張を解くため、地下倉庫で寝かされます。この地下倉庫は岩を切り出してつくってあり、地下にはストローナ川の水が引き込まれていて、一年中気温は約7度、室温は75%に保たれています。この地下倉庫で糸は本来の特性を取り戻し、これが、"ただの糸"から"カルロバルベラの織物"となる工程に於いて重要な意味を持つのです。もちろん、織物の品質を最適に保ったために、全ての工場技術並びに、製織技術が常に進歩していなければならないで、仕上げの洗い、縮絨、起毛、圧絨といった各行程では何時間もの人手による作業が必要な事は見逃せません。仕上げにはまさに、織物工場の真心であり、そしてそれは、織物生産において長年の経験と伝統によってのみ得られるのです。
かくして、繊細な原毛は、気品のある上品な経糸と緯糸の織り合わさった、最高の生地として生まれ変わるのです。そして、この気品に満ちた特色のある織物が、経験豊富で高い技術を持った職人たちの手によって、柔らかなラインのスーツ、或いはジャケットに仕立てられた時、その着心地の良さや動きやすさが、それを第二の肌と感じさせることでしょう。カルロ バルベラ社は、小さいが素晴らしい織物工場として、ビエラの町の誇りとして現在に至っています。
カルロバルベラ オリジナル ライニング&ボタン

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