英国羊毛産業の中心地である、ヨークシャー地方のブラッドフォードの高級服地ブランド「チャールズクレイトン」から、究極の最上級オーダースーツ地「グランドマスター・アルティメット・スーパー180s'&カシミア」を特別価格にてお仕立てをいたします。 「グランドマスター(英語: Grand Master)」とは、騎士修道会や修道会、あるいは民間の結社をも含めた様々な騎士団における、最高位の指導者の階級であり、“アルティメット”の日本語訳は“究極。最高点。到達点”。というように、オーダースーツのファブリックの中でもそれ以上のものが無いほどの最上級のスーパー180s'&カシミヤ入りオーダースーツ地。 伝統と最新の高度な技術によって、厳選された繊細な原毛14.5マイクロンのウルトラファイン品質「スーパー180s'」を2py-2pyの双糸に最上級のカシミアを紡いで織り上げることに成功。「スーパー180s'」からの光沢にカシミアの柔らかさに優れ、その構造からの耐久性についても折り紙が付けられるほどの保証済み。 今回のスーパ180s'ウーステッドに適した羊毛は全生産量の僅か1割しかいません。本来スーパー160s'までが限界で、それ以上の高いクオリティーの極細の糸を多く集め出すことはなかなかできず、ましてその極細の糸を織り上げる事のできる高性能の機織機も簡単に見つけることができないほどの逸材の商品。これほどの最上級の服地をあつかう場合、高水準の縫製技術がなければ縫うことができません。下手な職人ですと「ぐずぐずのスーツになってしまいます」。信頼性ある技術の伴った職人でなければ仕立て上げることもできません。通常、一般の市場では、今後絶対に現れませんし、最上級の生地を簡単に取引することすらできません。もしあったとしても、一般の百貨店ではこの生地を使ったオーダースーツは60万円以上はいたします。オーバーな話かもしれませんが、これほどのクオリティーの高いスーパー180s'&カシミヤで織り上げることができなくなったのが現状。今世紀の間にはでてこないほどの、最上級品。今回は取引先・代理店との約束で一般のホームページには発表できないほどの格安でスペシャルなプライス。これ以上のない究極で贅沢な一着。「テーラー業」である私達の仕立て技術とあなたの専門知識をあわせれば、必ずやお気に入りの一着が仕上がり、そのスーツが着心地の素晴らしいものとなり、きっとご満足いただけることでしょう。お仕立てプライスについては当店にてお問い合わせください。 数が少なく限定販売なので、品切れになりましたら終了させていただきます。 |
イギリス、西ヨークシャー州のブラッドフォード郊外クイーンズベリーにて生地を織りあげている、老舗有名ファブリックメーカーの「ジョンフォスター」から、渾身を込めて織りあげた「プラチナム・スーパー200s'」を特別価格でお仕立てをいたします。以前あった商品が全部完売。新たに仕入れいたしました。1色柄につき、あと1着、もしくは2着のみとなりました。【スーパー200s】'こちらは桁違いに素晴らしいファブリックです。こちらは桁違いに素晴らしいファブリックです。テーラー業界において、取引先への絶対的な信頼が無ければ出してもらえない銘品。たぶん今後市場には出てこない逸材商品です。クオリティーの高い商品なので、縫製もハイクラスの縫製「スプレンディット縫製にいたします。スペシャルプライスなので「仮縫い」は別途いただきます。ウェイトが230-240gmsのなんと驚異のスーパー200s'ウーステッド、最高級合物スーツ地です。繊維の細さが13.5マイクロンという大一級品のカシミアに匹敵する、とんでもなく極細の糸を135ツイルに紡績し、高級素材の持ち合わせる光沢感とドレープ性を損なわないように耐久性にも考慮した最高のクオリティの素材です。今回も取引先の代理店との約束で一般のホームページには発表できないほどの格安でスペシャルなプライス。これ以上のない究極で贅沢な一着。「テーラー業」である私達の仕立て技術とあなたの専門知識をあわせれば、必ずやお気に入りの一着が仕上がり、そのスーツは着心地の素晴らしいものとなり、きっとご満足いただけることでしょう。お仕立てプライスについては当店にてお問い合わせください。 1色柄につき、あと1着、もしくは2着のみとなりました。為替の関係で、このブライスでは仕入れることができません。しかも、代理店の話では、世界中探してもスーパー200s'の糸が調達できず、織り上げることが今後不可能になったそうです。ご注文なさる方はなるべくお早めになさることをお勧めいたします。 |
よくお客様からのお問い合わせで、「オタクではハンドメイドですとおいくらでやってらっしゃいますか」。との話があります。「ハンドメイド」このい言い方は本当にあいまいな言い方で何処までが「ハンドメイド」なのかもあります。ごく一般的な「ハンドメイド」は一人の職人が裁断から縫製全工程を一人の職人でまかなう「フルハンドメイド」のことを言います。この場合、値段も非常にかかるし、日数もたくさんいただいておりますのでお客様のご負担はあるかと存じます。当店では「ハイグレード縫製」と「フルハンドメイド」の間に「スプレンディッド縫製」「エクセレント縫製」があります。その中の一つが「スプレンディッド縫製」といいます。ハンドメイド縫製のほぼ60%を職人の手で執り行う縫製です。ハンドメイドのよさを全て取り入れてあり、とても丁寧に行うので多くの時間のもとでじっくりとお仕立てしており、非常に好評です。それではその仕立ての内容をご紹介いたします。 |
元結(もとゆい)という髪結いに使う紙縒り(こより)である日本古来の紐の糸を超極細のシルクの糸でゆっくりと巻きつけ一針、一針丁寧に綺麗にかがります。マシンメイドでは絶対にでない、ボタンホールの糸の纏り(まつり)が細かくてボタンホールが立体的に盛り上るのが特徴です。これは永い間経験しなければできない職人の技(わざ)なのです。 |
ハンドメイドのボタンホールは、頻繁に掛けはずしに丈夫に対応し、この立体感はハンドでなければでません。ボタンホールは洋服の人間で言えば「目」にあたり、手かがりをする事により上着が随分と感じ方が変わります。ご覧の通り味も変わり、雰囲気もハンドメイドらしくなります。昔、洋服のうまく縫う職人か不器用な職人なのか、わかる判断方法はその職人に「ボタンホールをかがらせろ」。といわれておりました。手先の器用な人でなければ何年たっても綺麗なボタンホールはかがれません。40年以上前になるでしょうか、私の洋服の修行時代は、仕事が終わった深夜、寝る間を惜しんで一生懸命にボタンホールの練習をいたしました。現在どれほどのボタンホールを綺麗にかがれる佳い職人がいるでしょうか。イタリアの職人だってイギリスの職人だって全部がいい訳じゃなく、うまい人もいれば見られない下手な職人もいるものですよ。 |
上の写真の左側がマシンメイドの胸ポケットです。マシンメイドの場合はポケットの端をミシンで上から叩いて進み掛けるためペタッとした平面状態にになります。右側のハンドメイドの場合は端をすくい上げるように一針、一針ゆっくりと縫っていくので、胸ポケットが盛り上がり、とても構築的で立体的な胸ポケットになります。「ハンドメイドは洋服の全体的に見た目が穏やかに丸く、とがらずに柔らかで立体的なシルエットにすることが重要な要素となるのです」。 |
洋服の上着は肩で着ると言います。日本人の肩は、欧米人に比べて前に出ております。 業界用語では「前肩」と呼びます。その前肩を手付け(ハンド)で行います。後ろ肩のいせ量も若干多くし丁寧に縫います。そのことで上着の中心である「うなじ」から肩先にかけて重さを軽減でき、肩先が当たりにくくなります。そのためバランスもよくなり着心地感が抜群にとっても良く変わります。 |
ハンドメイドのバストのボリュームは構築的で迫力が違います。そしてハンドメイドの場合は端をすくい上げるように一針、一針ゆっくりと縫っていくので、胸ポケットが盛り上がりとても立体的な胸ポケットになります。「ハンドメイドは洋服の全体的に見た目が穏やかに丸く、とがらずに柔らかで立体的なシルエットにすることが重要な要素となるのです」。 |
スーツの型紙上では、卵のかたちのように上が細くなっているような状態でも、いざ上着として立体的になるとそのアームホールが、「ソラマメ状態」、もしくは「三角おにぎり状態」のかたちに形成されてまいります。 袖付けのハンドは、まずしつけ糸でハンドメイドでゆるく、ゆるく返し縫いをいたします。いろいろな工程を経ていきます。そのハンドメイドの針による、運針によって、最初感じられなくても、時間が経っていくと自分のアームホールの形になります。上着を着ながら自分のアームホールが形成され、その人だけのアームホール「ソラマメ状態もしくは三角おにぎり状態」。になってきます。そして、手纏り(てまつり)をするハンドの運針(うんしん)によって、より身体になじんでまいります。 |
クオリティーの高い服ほど、丸い服作りに徹底しています。その為に上着の裏の見返しを内側に追い込んでしつけ糸をかけてそこにハンドで押さえるように、ステッチをかけます。そうすることにより、上着を着たときに丸く身体に包まれて立体的になります。写真で見るようにフロントの収まりの状況もよくなります。 |
ハンドメイドの大事な要素で欠かせないことは、巧みなアイロンワークによる生地のクセ取りです。 この時間をかけた経験を持った職人のハンドのクセ取りにより平らな生地も、人間の体に沿って内側へ丸く立体的になるのです。 |
生地、フロント毛芯にはそれぞれ伸縮特性があります。それぞれの伸縮性が品物よっては一定では無いのです。服作りには蒸気でおこなう「加湿」アイロンによる「加熱」そして「冷却」がありその繰り返しをしながら仕立てをおこなうのです。加湿で伸び、加熱で収縮し、さらに冷却で固定されます。この3つの処理が短時間ですと、すんでいる段階では伸縮途上の状態のため歪みが発生しまう原因となります。これを専門用語で言うと「バブリング」といいます。 その条件を解決するために、「エージング」つまり(寝かせ)が工程の間に必要となります。よりよいスーツの仕立ては生地をゆっくりと時間をかけて「寝かせ」ながら次の工程に向かい、一着を完成させることが重要不可決なのです。 |
どんなにマシン縫いが発展しようとも人間による運針の力の強さの塩梅(あんばい)にはかないません。
ハンドによる糸にかける力の甘さはマシンには到底出来ないものなのです。この運針による力の甘さが服を着続けることで、より人間の身体にゆっくりと徐々になじんでくるのです。 納得のいく最上級の服。他の誰にも着られない自分だけの大事な服。「いいね」「素敵ですね」と誰からもほめられる佳い服。大量生産では到底作れない味わいのある品格のある服。 最高に着心地のいい服はこうして出来上がってくるのです。時間をかけてじっくりと仕立てる。 これこそが究極の贅沢な着心地感につながるのです。 これまでの説明を読んできて、すべてのことが「それがなんなの、どってことないでしょ」と言ったら、なんにもなりません。極論(きょくろん)ですがこだわりって、見方によっては「何もそんなに考えなくても」。と滑稽に見られがち。しかし一着にかけるスーツは「ハンドメイド」により、その品物に対してその人の思いが伝わります。 「たかがスーツ、されどスーツ」こだわりって「感覚的」なものだと思います。 私がこだわって縫ったスーツを仕立てる事により、そのお客様が喜んで、着ていただける。その事により、私のアイデンティティ(存在感)を感じ、嬉しく思う。スーツという媒体を通して、お客様と私との心のキャッチボール。その事をこれからも、大事にして、スーツを縫っていきたいのです。 |
英国羊毛産業の中心地である、ヨークシャー地方のブラッドフォードの高級服地ブランド、それが【チャールズ クレイトン】です。チャールズ クレイトンは最高品質の天然素材を使用した織物をメイン製品とする生地メーカー(プライベート・カンパニー)です。特に上質ウールでは最高級オーダースーツとして使用するSuper200s'までのグレードを生産しており、100%カシミヤ、シルク、サマーキッドモヘア、その他高品質の細番手素材を使った織物を得意とするファブリックメーカーです。メンズ・レディース共にオーダースーツ、オーダージャケット、オーダーパンツ用のコレクションを年に2回、春/夏、秋/冬 向けに発表します。その他に応じて特別な顧客向けに限定デザインを試算しております。主な顧客は【アルマーニ】【ブリオーニ】【グッチ】【プラダ】と世界の中でも超有名な、アパレル会社の顧客を持っております。そしてメイン顧客は格式のあるファッション・ハウス、スタイリスト、洋服メーカー、小売店、テーラー等です。その90%以上は世界のメジャーなマーケットへ、エージェントを通じて輸出されている信頼あるプレイベートカンパニーなのです。 |
ジョンフォスター |