CERRUTI チェルッティはイタリアを代表するブランドの一つでイタリアのビエラ地方で「アントニオ・キンティーノファン」により1881年に創業されました。高級生地メーカーが林立しているビエラにおいても1881年創業というのはだいぶ古い方です。その古い歴史を誇りにしているようで、ブランド名にも1881が含まれています。ビエラ地方は特に良質な服地素材で有名な地域ですね。イタリアファッションを支配しているウール製品に使われる糸と生地の半分以上は、ビエラ地方で作られているとも言われているほど、この地方のウールは高品質なのです。 CERRUTI チェルッティはオーストラリアから最高基準の原毛のみを厳しい基準で選び抜き、紡績から生地の出荷まで自社工場で一貫して行っているとのこと。こういったこだわりがその品質を保証しているわけですね。イタリア製生地はなめらかで光沢感のある生地が多いですが、中でもCERRUTI チェルッティの光沢はちょっと異彩を放っています。CERRUTI チェルッティの生地は光が当たったとき、どこかがただ単に輝くように光るのではなく、全体がエレガントで綺麗にツヤになることが多い印象です。そして光を受けて初めて現れる鈍い光沢。普段は控えめに高級感を演出していて、いざ光を浴びると鮮やかにツヤが出てくるのがCERRUTI チェルッティの生地です。 |