「トレンチコート」をオーダーメイドでお仕立ていたします。「トレンチコート」とは、第一次世界大戦時に英国陸軍が、寒冷地での戦いに適した軍用コートで身を守る塹壕(トレンチ)の中で、"負傷した兵士達へ肩に軽くそっと簡単にかけて着られるように"とアイデアを出し、それを開発したもの。その後、防寒コートとして実用性が高く、かつ外観的にも機能美にも優れていることから、メンズコートとして流行し始めました。映画「カサブランカ」の時の“ハンフリー・ボガード”マフィア映画の「サムライ」においても“ジャン・ギャバン”“アラン・ドロン”などの俳優達が着用したことで人気が高まり、トレンチコート=「ハードボイルド」。という“スタイリッシュなコート”としてイメージがつきました。そういえば「ゴルゴ13」の主人公も格好良くトレンチコートを着こなしてましたよね。そのディテールは、あらゆる機能を集約しております。風向きによって使い分けが出来るダブルブレストやコンパーチブルカラー、雨の染みこみを防ぐ何重もの前身やヨークなど機能美ともいえるディテールが満載です。 アーミーコートとしての名残が残るエポーレットなんて男心をくすぐるアクセサリーといえますトレンチコートといえば「ウェストバンド」。ウェストを締め上げてよりスタイリッシュに。トレンチコートでのオーダーメイドでお仕立てすればきっと男性らしいあなたのおしゃれなワードローブの一着になりますよ。 |
●エポーレット 第一次世界大戦の際に英国の軍隊が使用したというトレンチ・コートの起源を物語る肩章。そして肩から銃や双眼鏡を下げるための止め具として作られたディテールの名残り。負傷兵へそっと肩にかけやすく「ラグランショルダー」になっております。 ●背ヨーク 別名「ケープバック(背おおい)」ともいい雨に降られてもヨークがあれば、真っ先に肩が濡れることなく、行動ができる機能ディテール。 ●チンウォーマー 狩猟中に雨が降ったり、強い風が吹いた時、襟を立てる補助的なストラップ。使用したいときには、丁寧にも内側に収納ボタンで留められるようになっております。 |
●主に右側につけられる、ストーム・カフス 銃を撃つときのクッション代わりと丈夫さを保つためにフラップとして補充したディテール。 ●主に右側につけられる、ストーム・カフス 銃を撃つときのクッション代わりと丈夫さを保つためにフラップとして補充したディテール。しっかりボタン止めにして、ラペルが外れないようにします。 フロントを首元まできっちり留めた上、更にこの肩当てをボタン留めにして風や雨を防ぐためのディテール。 ●カフストラップとも呼ばれる、ストームカフス(カフスベルト)風雨の強い時に雨水が入り込まないように袖口を締め付けるために使う。現在は装飾として用いられることも。 別名バックルストラップ(カフスベルト)とも呼ぶ。 ●フラップ・ボタン付き・貫通型ポケット サイドポケットは袋地の他に2ウェイで貫通しているため、中側に履いているパンツのポケットも着ている最中にも取り出せます。 |