「アリストン」「サンファナティックス」はサマーツイードとメリノウールにシルク・リネンの三者混のコレクション。昨年からの継続バンチに新たにリネン・ウール。ストライプのリネンジャケット地を増やしました。リネンは通気性に一番優れ、着た時にさっぱりとした感触を肌に与えてくれるシャリッとした麻の質感はまさに盛夏の繊維として古くから好まれてきた素材。ウール、シルク、リネンとをミックスすることで、風合いを損なわないリネン独特の自然なシワ感を生かしました。「サン(太陽)」「ファンタスティックス(夢中になる)」。サマージャケットを纏い(まとい)サンサンとふりそそぐ南国の太陽の下、サントリーニ島やイビザ島にある海岸沿いのバーで一杯飲れば、きっと貴方も「マティーニの中のオリーブ」のような気分になれますよ。 |
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1920年代 アリストンのインパラート社はFerdinando Imparato(フェルディナンド インパラート)によって、ナポリに設立された。 フェルディナンドは叙情詩を愛した紳士で、イギリスの高品質な織物を、イタリアに最初に輸入した人物でもあります。 1940年代 この頃、経営は息子のGIOVANNI(ジョバンニ)に移った。この頃は、ファシズムや第二次世界大戦によって、イタリアだけでなく世界中が混沌としていたので、彼は大変な苦労を強いられた。高品質な生地を探し求めて、海外へたびたび足を運び、その経営努力と手腕によって会社を存続、拡大していった。 1950年頃 インパラート社の高品質な織物を追い求める精神から、Carlo Barbela(カルロ バルベラ) Cerrutti(セルッティ) Loro Piana(ロロピアーナ) Marzotto(マルゾット) E Thomas(イー トーマス) 等がメイン サプライザーとして選ばれた。 1965年頃 ジョバンニの息子であるGerardo(ジェラルド)とGovannni(ゴバンニ)は協力して、Attolini(アットリーニ) Kitton(キトン) Isaia(イサイア)等、高級プレタポルテの分野へも参入し、現在のClassico Italia (クラシコ イタリア)の生み出すことに貢献した。 1996年頃 ジェラルドの息子である、Amedeo(アメデオ)とGianpaolo(ジアンパオロ)は経営学終了後入社し、今までの伝統的なビジネスを損なう事なく、新たな営経営とマーケットを模索し、北イタリアだけに留まらず、海外(イギリス、アメリカ、日本、ベネズエラ、アルゼンチン等)へと幅広く進路を拡大していった。 またこの年、自社の生地に“ARISTON'S”(アリストンズ)と名付けた。 2001年6月 創業81年が経過し、アリストンのインパラート社は、ナポリからヨーロッパ最大のショッピングモールNola(ノラ)へ移転。それにより、高品質とファッション性を兼ね備えた生地コレクションに、スピード デリバリーを加えることに成功した。 |
「アリストン」「ファンファスティックス」 |
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