英国王室御用達の名門ミル「ハーディーミニス」から「フランネルコレクション」をご紹介いたします。 英国王室御用達の証明である「ロイヤルワラント」をバンチブックの表紙に飾るあたりは歴史に裏付けされた絶対的な最高品質の服地を生産している自信の表れです。「ハーディーミニス」は英国の高級紳士毛織物産地の中心、ハダスフィールドに所在する英国毛織物のトップメーカーです。現在もロンドンサビルローで活躍するテーラーが最も好んで使用している服地を供給しております。ハーディーミニス」の服地で仕立てた服は永い年月の間、飽きることなく着られる事でしょう。まずは「フランネル」コレクションのご紹介。表面はイギリス製にしては珍しい、とても綺麗な「メランジ調」。メランジとは?色杢(いろもく)といって油絵のように多数の色糸を紡いで一つの色に形成する大変手間のかかる工程です。その事により色に深みを持たせ奥行きのあるファブリックになります。ウェイトは355/385の”梳毛フランネル”と450gのやや重めの”紡毛フランネル”素材。打ち込みがあり、皺になり難く仕立て映えのする適度な重厚感と相反するドレープ製を両立させ耐久性を兼ね備えた素材で機能的にも大変優れておりスーツを仕立て上げた際に構築的な仕上がりに貴方もきっと御満足することでしょう。 |
羊毛のフランネルには撚りの甘めの紡毛糸で織り上げた平織りや綾織りの服地に縮絨を施し手毛羽を押さえたウールン・フランネルと、梳毛糸を使って織り上げた服地をコームと呼ばれる毛羽立て機で柔らかく仕上げたウーステッド・フランネルの2種類があります。どちらも表面間は似ていますが、今回のウーステッドフランネルの方が細く繊細な糸に適していて軽量に仕上げることが出来るのでやや軽めのフランネススーツをご要望の方にはこちらをお勧めいたします。 |
ウールン・フランネルはウーステッド・フランネルより温かみのある表面感で着ている本人はもちろん、目にする周りの人達にも暖かさを感じて貰える素材です。16世紀初めに誕生したフランネル素材は17世紀にはすっかりポピュラーな素材となり、多くの柄物のアイデアが生まれました。このコレクションの色柄はストライプ、格子柄、ハウンドトゥース等の柄物色と多数ご用意をいたしました。オーダースーツはもちろんのこと、フランネルジャケット、オーバーコートにも適している汎用性あるフランネル素材です。 |
英国王室御用達「ハダースフィールド」の「ハーディーミニス/Hardy Minnis」はイギリスは西ヨークシャー州の古くからの名門ミル(織物工場)です。英国王室御用達の証明である「ロイヤルワラント」をバンチブックの表紙に飾るあたりは歴史に裏付けされた絶対的な最高品質の服地を生産している自信の表れです。「ハーディーミニス」は英国の高級紳士毛織物産地の中心、ハダスフィールドに所在する英国毛織物のトップメーカーです。現在もロンドンサビルローで活躍するテーラーが最も好んで使用している服地を供給しております。ハーディーミニス」の服地で仕立てた服は永い年月の間、飽きることなく着られる事でしょう。 |