本日は「スキャバル」「イマージュ」のご紹介。 「スキャバル」「イマージュ」は滑らかな手触りと着用感で快適なウェイトの260gのツイル織りのスーツ地コレクション。 控えめでシックなスタイルのセレクションで、『IMAGE』はビジネスウェアやスマートなカジュアルスーツに理想的なコレクションに仕上がっており、流れるようなドレープと、柔らかく滑らかな心地良いクールな手触りに、高い耐久性を持ち合わせたプルーネラ織りが、表情豊かな夏のエレガンス溢れるスーツスタイルを実現してくれます。 プルネーラ織りとは?「スキャバル」独特の織り工法で、通常の2/2の代わりに、1/2の織構造を持つ綾織りの一種。縦糸が2本浮いて2本沈む通常の綾織りより多くの縦糸が使用されていることになり、目が細かく軽やかで洗練された雰囲気を持つ。耐久性が高く、滑らかな表面が特徴。プレス仕上げを施すことで高級感を増し、華やかな輝きが際立つ。綾織りと現代的な大胆チェックの組み合わせは珍しく、真のクラフツマンシップのなせる技ですストライプが映える織り方で、魅力的なストライプ・デザインが見つかります。 注目すべきは、熟練した職人が織り上げた、チェックデザイン。より洗練されたスマートなスタイルが楽しめます。遠くから見ると無地のように見える、絶妙なマイクロ・デザイン、シャドーデザイン、もちろん無地も多数ご用意しています。 伝統的なビジネス・スーツとして、色合いはクラシックなブラウン、ブルー、グレー、ブラックが中心ですが、チェックやストライプにピンク、ブルー、グリーンやパープルで上品にアクセント付けしたデザインもあり、モダンでフレッシュな感覚が加わっています。。18〜19世紀に、聖職者や教職者のローブや衣装として良く用いられていた生地もプルネーラ織りである。 |
スキャバルは、1938年オットー・ハーツにより設立され、創業以来ベルギーのブリュッセルに本社を置いています。 ベルギーは英国やイタリアから調達した生地を、欧州各国に供給する絶好の中間地点なのです。 実際ブリュッセルはヨーロッパの殆どの主要都市まで空路で1時間以内。 現在ではEUは存在しますが、スキャバルは創業当初から「経済活動としての欧州連合」を視野に入れていたのです。 こうした先見の明もあり、スキャバルが1950年に考案した世界初のバンチシステムは成功を収めました。現在ではロイヤルファミリーや大統領や首相、ハリウッド俳優から高い評価を得る高級紳士服地として成長いたしました。 スキャバルの素晴らしさは厳格なる品質管理。 原毛の選択から仕上げまで常に高い品質へのこだわりを持ち、一貫した管理体制の中で卓越したクラフトマンと先端技術によって生産しています。 常に最高級の原材料だけを使用し、どれほど作りなれた定番生地も1p刻みの検査に合格しない限りスキャバルを名乗ることはできません。こうしたすさまじいこだわりの生地は世界中の服好きを魅了して当然なのです。「一切の妥協も労力も、時にはコストさえも惜しまず織り上げる」その企業理念がさらにスキャバルを飛躍させているのです。 |
1938年にブリュッセルで創業したスキャバルは、今や世界的な高級服地のブランドに成長しました。 計画的な事業拡大により、まず欧州ビジネスを確立し、次いで1970年代にアメリカと日本、更には中東、アジアに進出しました。 「世界的な視野で考え、地元重視で弊社のやり方」とスキャバル・グループのCEOグレゴリー・ティッセンは語る。「世界戦略を展開しながら地元の状況に柔軟に適応する」。 このアプローチは素材やデザインやスタイルに関する地域独特の嗜好を超える。スキャバルの組織自体が多様な地域を反映している。市場によっては卸売業務にあたる現地法人を設立し、また別の市場では代理店、販売店、小売店と仕事をする。10以上の国でライセンス契約によりスキャバルの名をつけたショップを運営する。国際的な事業拡大には何が必要だろう。グレゴリーは「明確なイメージを持つこと」、「地元のルールや慣習と折り合いをつける柔軟性」、「これを理解して応用できる人材」だと言う。 ブリュッセル本社の100人を肥えるスキャバル社員の国籍は15カ国に及ぶ。ブリュッセルはグローバルビジネスに適した都市。多言語に通じ、柔軟で国際的な視野を持つ人材が集まる都市です」。 将来については?スキャバルは輸入に門戸を開き、高級品を受け入れる全ての国を視野に入れている。「インドと中国の成長ぶりはめざましい。 でも、我々は国際的に常によい組合わせを保とうと努めます。リスクを平坦にするためにも」。 |